今日10月28日(水)朝は、内陸部を中心に濃い霧が発生していて、見通しが悪くなっています。 北海道の道南にある七飯町では、この霧が薄まっていく中で幻想的な白い虹のアーチが見られました。これは霧が解消に向かう時に見られる「白虹」もしくは「霧虹」と呼ばれる現象です。
白虹は霧解消で晴れのサイン
通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。 一方、白虹は太陽の光が霧に反射して見られます。霧の粒は雨粒より細かいためプリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されるため、白く輝いて見えます。 太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていて解消に向かうときに、このような白い虹が見られることがあります。
霧解消後は晴れるが、夜は雷雨に注意
今朝、霧が見られているところでは、日差しが届き冷え込みが緩和されると、だんだんと霧は解消に向かいます。 白虹が見られた七飯町のある、北海道の渡島地方でも、このあとは晴れてくる見込みです。
ただ、低気圧や前線が近づくため、天気は下り坂に向かいます。夕方以降には雨が降り出し、雷雨になることがあるので注意が必要です。
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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