新型コロナウイルスの感染拡大で全国的にマスクの品薄が続くなか、静岡県会議員がネットのオークションサイトにマスクを大量に出品していたことがわかった。静岡新聞やNHKが報じた。
マスクを出品していたのは焼津市選挙区選出の無所属・諸田洋之議員。静岡新聞によると、諸田議員は2月半ばごろから、2000枚セットのマスクを複数回にわたってネットのオークションサイトに出品。1回当たり数万円から十数万円で落札されていたという。
諸田議員は静岡新聞やNHKに対し、マスクは自身が経営する貿易会社で仕入れたもので、転売にはあたらないと釈明しているという。
経済産業省は、転売目的での買占めを防ぐため、マスクと消毒剤のオークションサイトへの出品自粛を求めている。諸田議員が出品していたサイトも3月14日以降、出品を禁止することを発表していた。
ハフポスト日本版
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