韓国発オーディション番組「Nizi Project」が大ヒットした4つの理由 ── プレデビュー曲は初日で1000万回再生突破(BUSINESS INSIDER JAPAN)

1.「韓国発オーディション番組」の集大成

日本国内とハワイ、ロサンゼルスを含む全10都市でグローバルオーディションを行い、応募1万人の中から選ぶ日本発の「世界的ガールズグループ」 ── 。 そんな謳い文句と、韓国の著名な音楽プロデューサー、J.Y. Parkことパク・ジニョン氏の参加で当初から話題を集めていたNizi Projectだが、最終回に近づくに連れて人気はさらに沸騰。グーグルトレンドの結果からもその様子は見て取れる。 Nizi Project人気の背景としてまず、そもそもここ数年、韓国発のオーディション番組が日本でブームになっていたことが挙げられる。 その筆頭が、2019年に日本で放映されたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」だろう。視聴者が“国民プロデューサー”となり、視聴者投票のみからデビューメンバーを選ぶという参加型のコンセプトが人気を博し、番組は「日プ」「プデュ」と呼ばれ社会現象を巻き起こした。同番組から生まれた11人組のボーイズグループ「JO1」のデビューシングルは初週で34万枚以上を売り上げている(ビルボード・ジャパンのデータ)。 さらに遡れば、AKB48メンバーも在籍するグローバルグループ「IZ*ONE」を生んだのも、2018年に日韓で同時放送された公開オーディション番組「PRODUCE 48」だ。なお「NiziU」のお姉さんグループ「TWICE」も2015年、韓国のオーディション番組で誕生した。 BTSやBLACKPINK、TWICEらの人気に代表されるように、ここ数年でK-POPは10~20代の間でカルチャーとして定着した。こうした流れの中で「Nizi Project」が日本で受け入れられる土壌は、十分にあったといえるだろう。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment