コロナ後のエンターテインメントの新たな船出に――。2025年3月、名古屋市港区の再開発地区「みなとアクルス」に、ライブハウス型ホール「ポートベイス」がオープンする。約2300人を収容し、ライブ需要に応えるエンターテインメントの「発信基地」をめざす。
合同会社「ポートベイス」が5日、発表した。メ~テレなど在名の民放5局のほか、総合エンターテインメント会社「アミューズ」などが共同出資する。
ホールは地上2階建て、延べ床面積は約3840平方メートル。立ち見で最大2280人、座席のみで1082人収容できる。総工費は約28億円の予定。
同規模のホール「Zepp Nagoya」は年間稼働率が100%に近く、ライブ需要の取り込みを狙う。ホールや設備がなく名古屋開催を回避された現状をふまえ、名だたる演劇もできる設備を整えていく。
施設は運河に面し、外観は船の形状をイメージする。合同会社の代表社員で、サンデーフォークプロモーション(名古屋市)の伊神悟社長は「コロナ禍でエンタメ産業は大打撃でコテンパンにやられた。この3年間、ライブは何ものにもかえられない空間・時間であり、そのすばらしさを改めて確認できた。リアルエンタメを紹介する発信基地(ベース)となるよう頑張りたい」と話した。(斉藤佑介)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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