指定暴力団工藤会トップの総裁野村悟(73)とナンバー2の会長田上不美夫(63)の両被告の福岡地裁での公判は25日、2013年の看護師刺傷事件の証人尋問が始まった。被害にあった看護師の女性が出廷し、「真相を明らかにしてほしい」と語った。
看護師は13年1月、福岡市博多区の歩道で頭や右腕などを刃物で刺され、けがを負った。野村被告が局部の増大手術とレーザー脱毛の施術を受けたクリニックの担当者だった。事件に関わった元工藤会系組幹部の判決では、野村被告が看護師に不満を持っており、「(犯行は)報復や制裁として行われたとみざるを得ない」とされた。
検察側は、事件に関わった別の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル