顔見知り多く「なぜこんな場所で」 佐賀の殺人事件、住民困惑

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高原敦、大村久

 ハンマーで女性の頭部を何度も殴り殺害したとして14日、長崎市の25歳の男子大学生が殺人容疑で逮捕された。現場は田園風景が広がる佐賀県鳥栖市の住宅街の一角。被害者の大塚千種さん(79)は夫婦仲の良い、人当たりの良い人で知られていた。顔見知りが多い地域で「なぜこんな場所で」と住民に驚きや困惑が広がった。

 佐賀県警に逮捕されたのは、長崎市中園町の大学生、山口鴻志(こうし)容疑者。県警によると、亡くなった大塚さんは自宅隣の親類宅の敷地で、除草作業中に襲われたという。

 近所の農業の男性(76)は「50年以上前から知っているが、人当たりの良い上品な人。悪口を言う人はいない」と話す。道で会えばいつも丁寧に「お元気でいらっしゃいますか」などと笑顔であいさつしてくれたという。

 一帯は江戸時代からの農業が…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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