名古屋市昭和区の小学校で5日、5年生の男子児童が転んで顔の骨が折れるけがをしたのに、救急車を呼んでいなかったことが市教育委員会への取材でわかった。学校に呼ばれた保護者が119番通報し、病院に搬送され手術を受けた。命に別条はないという。
市教委によると、男児は5日、教室内で友人をおんぶして遊んでいたところ、転倒。床に顔を強く打ち、その後吐いた。学校は救急搬送せず、学校の連絡で男児を迎えに来た母親が119番通報。男児は顔面骨折と診断されて病院で手術を受け、6日時点で入院しているという。
市教委は「経緯を聞き取るなどして状況を確認し、必要に応じて指導する」としている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル