友田雄大
全日本空輸(ANA)は5月から、国際線の機内で結婚式ができるサービスを始める。コロナ禍で飛んでいない機体を有効に使う。5月は計3日、6月は計6日が利用可能としており、その後は機体の稼働状況で決める。
結婚式は地上の機内で行い、挙式のみで会食はしない。参加者は30人が上限だ。生演奏や客室乗務員による機内アナウンス風の祝福メッセージもある。空港ビルの一部で披露宴もできる。料金は挙式のみで税込み155万5千円、披露宴とセットで300万円。
航空機は飛んでいなくても整備費などがかかる。ANAは国内上空の遊覧飛行や機内の食事サービスなどで、少しでも利益を得ようとしている。(友田雄大)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル