飛びつく遊具から転落、男性死亡 那須ハイランドパーク

 栃木県那須町の遊園地「那須ハイランドパーク」で5日、神奈川県相模原市の男性客(51)が遊具から転落した。県警那須塩原署によると、男性は病院に運ばれたが、頭などを強く打ち、死亡した。県警は業務上過失致死傷容疑での立件を視野に原因などを調べている。

 事故があったのは、クライミングなどを楽しめる屋内複合アトラクション「ノボランマ」の遊具のひとつ。高さ約8メートルの鉄柱から空中につるされたサンドバッグに飛びつく遊具で、男性は5メートルほどの高さから転落した。通常は命綱を付けた状態で遊ぶといい、男性は命綱を装着していたが、命綱に何らかの不備があったとみられるという。

 ノボランマは昨年3月にオープンしたばかり。那須ハイランドパークは同日、ノボランマの営業を中止した。再開のめどは立っていないという。(若井琢水)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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