手作りしてもなかなか食べてくれない、子どもが食べ過ぎかもしれないので心配――。こうした子どもの食に関する悩みを解決したいと、大学生2人が起業して始めた相談サービスが注目されている。SNSを使って専門家のアドバイスを受けることができ、「気軽に相談できて助かる」と評判だ。きっかけは、投稿サイトへの発信だった。
株式会社「FoodFul」を起業したのは、立命館大学食マネジメント学部(滋賀県草津市)の柳陽菜さん(21)と作野充(みつる)さん(21)。相談サービス「チルディッシュ」を運営し、今年度は事業に専念するため休学している。
柳さんは昔から野菜が苦手。「自分のような偏食の子どもを減らしたい」と考えていたという。作野さんは、サッカーに打ち込むために高校時代を寮で過ごし、スポーツや成長のために食事が重要であることを痛感した経験があった。
そんな2人が出会ったのは、2021年春。新型コロナウイルスの感染が落ち着き、再開した対面授業で、食に関するサービスでの起業に向けて意気投合した。
作野さんは食育について投稿…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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