飲酒後に信号無視をして衝突事故を起こした疑いで逮捕 男性1人けが

渡辺杏果

 飲酒後に車を運転して複数台がからむ事故を起こしたなどとして、愛知県警は2日、名古屋市瑞穂区弥富町の自称会社役員大村寿男容疑者(53)を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)などの疑いで送検し、発表した。「事故が起こったのは事実だけど、なんでこんなことになったのかわからない」と容疑を一部否認しているという。

 名東署によると、大村容疑者は1月31日午後10時25分ごろ、酒気を帯びた状態で高級車「アストンマーチン」を運転し、同市名東区高社2丁目の県道交差点に信号を無視して進入し、同区の男性会社員(40)のワゴン車に衝突。はずみでワゴン車は長久手市の男性医師(38)の乗用車とぶつかり、ワゴン車の男性にけがをさせた疑いがある。

 署は、大村容疑者を同法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕したが、危険な速度で信号を無視して飲酒運転したとして、容疑を危険運転致傷などに切り替えた。

 捜査関係者によると、大村容疑者は温浴施設を複数経営する会社の役員だという。(渡辺杏果)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment