福岡市教育委員会は3月31日、飲酒運転をして人をはねたとして、東区の中学校で部活動の指導員を務める会社員男性(30)を懲戒免職処分にし、発表した。このほか、部活動の補助経費を横領していた元事務職員の管理監督者5人の戒告処分も発表した。
市教委によると、男性は2月27日夜、志免町の飲食店で酒を飲んだ後に車を運転し、横断歩道を自転車で渡っていた男性をはね、左足打撲のけがをさせた。翌28日、県警に道路交通法違反(酒気帯び運転)などの疑いで現行犯逮捕された。市教委の聞き取りに対し、「少しの距離なら大丈夫だろうと思った」などと話しているという。
男性は昨年8月から、市教委の会計年度任用職員に採用され、部活動指導員として中学の陸上部で計12回、教えていた。
また市立福翔高校では2018年度から21年度にかけ、当時事務職員だった男性(61)が、部活動の補助経費計約364万円を横領していた。21年度末の定年退職後に被害が発覚し、今月6日に一括返納された。市教委は横領していた期間、校長や事務長だった5人を戒告処分にした。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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