飲食やホテル代70万円接待、収賄容疑 兵庫県道路公社職員を再逮捕

 兵庫県道路公社発注の道路工事をめぐり、業者から飲食などの接待を受けたとして、県警は21日、同公社播但連絡道路管理事務所の保全課主査、豊島辰吾容疑者(38)=豊岡市梶原=を収賄の疑いで再逮捕し、発表した。

 また県警は贈賄容疑で、建設業者「松本組」の社員松本正寛(41)=朝来市山内=、下請け会社「構造メンテ」の取締役樋口慶太郎(49)=西宮市美作町=、社員下田彰(67)=姫路市京町3丁目=の3容疑者も再逮捕した。

 捜査2課によると、豊島容疑者は公社発注の工事の入札で便宜を図った見返りなどとして、昨年4月~今年6月ごろ、松本容疑者ら3人から神戸市や姫路市、大阪市内の飲食店やホテルで、複数回にわたって飲食や宿泊の接待計約70万円を受けた疑いがある。県警は4人の認否を明らかにしていない。

 豊島容疑者は今年4月、播但連絡道路の耐震補強修繕工事の入札で、業者側の松本容疑者らに工事価格を漏らし、下回ると落札できない失格基準価格(9億3970万円)で落札させた官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されていた。

 県道路公社によると、豊島容…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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