東京・吉祥寺で飲食店を装って無許可で映画館を営んだとして、警視庁は、ゲーム関連会社社長(50)と元社員(42)の男2人を興行場法違反の疑いで16日にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。
社長らは避難設備の不備を再三指摘されていたのに放置したまま営業を続けたという。不特定多数が利用し、高度な安全管理が求められる映画館で、同法などが定める最低限必要な対策を取っていなかった点を、同庁は重くみた。
捜査関係者によると、社長らは昨年7~12月、吉祥寺駅に近い東京都武蔵野市の「ココマルシアター」2階で、都の許可を得ずに映画館を営業した疑いが持たれている。1階32席、2階49席の許可を申請したものの、2階については、緊急時の避難に使う階段や出入り口が1カ所しかなかったことなどから認められなかった。このため、飲食店として改めて申請して許可を受け、実際は映画を上映して収入を得ていたという。
2017年10月の開業以降、…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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