首相、タンクの話でなく漁業者に寄り添っていれば 識者

 政府は13日、東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を決めた。放出は2年後をめどに開始される。政府の決定について、経済産業省の小委員会で処理水の処分方法などを議論した福島大の小山良太教授(農業経済学)に話を聞いた。

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 海洋放出は影響が大きい。水産物は全国に流通しているので、福島に限らず、国民的な理解がないといけない。

 ただ、現段階で周知は進んでいない。汚染水と処理水の違いや、トリチウムが世界中の原発から出されていることなどを国民に聞いてみたら、理解している人は少ないだろう。

 昨年2月に経産省の小委員会…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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