首脳たちが踏んだ土地「足元に人の営み」 もういない2人、それでも

 広島市平和記念公園の北西の一角にある「平和乃観音像」前では毎年8月6日、この地で命を奪われた人の追悼法要が開かれている。

 一帯は「中島本町」と呼ばれ、料亭、旅館、映画館がある繁華街だった。原爆が落とされるまでは。

 あの日から78年を迎えた朝も約50人が手を合わせた。だが、そこにいつもいた男性の姿が、今年はなかった。

 浜井徳三(とくそう)さん…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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