首都圏と日本海側を結ぶ新たな物流の「大動脈」として期待される、群馬・新潟県境の国道17号「新三国トンネル(仮称)」の貫通式が1日、新潟県側の坑内であった。
新トンネルは老朽化した三国トンネルに代わり、道路幅を約1・5倍に広げるなどして、大型車が通行しやすくなった。国土交通省によると、長さ約1284メートル、幅8・5メートルの上下各1車線。2016年8月に新潟県側から掘削工事が始まり、もろい地盤やわき水の多さに悩まされたという。利用開始時期は未定。
三国トンネルは1959年6月に開通し、老朽化が進んだため、補強を繰り返してきた。並行する関越道の関越トンネルは危険物を積んだ車両が通行できないため、関越道の代替路として早期に新しいトンネルの開通を望む声は両県などに強かった。
貫通式は、掘削を無事終えたこ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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