首都圏1都3県の公立小学校に通う6年生の今年の中学受験率は、リーマン・ショック前の2008年の入試を超え、過去最高になった。その理由と来年以降への備えは――。森上教育研究所の森上展安代表に聞いた。(編集委員・宮坂麻子)
中学受験者は実数が非常につかみにくいため、首都圏の大半の受験生が受ける、東京・神奈川の2月1日午前の私立中入試の受験者数を長年調査しています。今年の受験者数は昨年より増え、4万3千人超に。1都3県の公立小に通う6年生を母数とする受験率もピークだった2008年の14・8%を超えて15・0%で、リーマン・ショック以前を含めて過去最高でした。首都圏模試センターなどの推計でも、今年は過去最多の受験者数、過去最高の受験率とされています。
1月の埼玉県の栄東、埼玉栄…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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