30日からJRとの直通運転を始めた相模鉄道だけでなく、首都圏の鉄道では新たな路線の建設や延伸などが続く見込みだ。
国土交通省の交通政策審議会は2016年4月、東京圏の鉄道ネットワークの将来像について答申をまとめ、羽田空港へのアクセス線など8路線を「国際競争力の強化に資するプロジェクト」に位置づけた。
答申は旧運輸省時代からおおむね15年ごとにまとめられ、今回は30年ごろまでの鉄道網整備の指針になる。前回00年の答申からは、JRの上野東京ラインや相鉄・JRの相互直通などが実現している。
今回の答申は8路線の意義を、「空港と都心部のアクセス利便性向上」「山手線などの混雑緩和」などと評価。ほかにも「地域の成長に応じたネットワークの充実に資するプロジェクト」として、多摩都市モノレールの延伸やJR京葉線の中央線方面への延伸など16路線を盛り込んでいる。
この計24路線のうち、今年に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル