首都高、一部で入口封鎖 五輪向け渋滞対策テスト始まる

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた交通渋滞対策のテストとして、大会組織委員会や関係機関は24日、大規模な交通規制を行う。首都圏の高速道路11カ所の料金所で終日、都心に向かうためのレーンを減らすほか、首都高では4カ所の入り口を終日閉鎖し、当日の混雑に応じてほかの入り口も段階的に閉鎖する計画だ。

 東京都中央区の首都高晴海入り口では23日深夜、警視庁の高速隊員らがコーンを置くなどして、準備を進めた。24日午前0時になると、電光掲示板の表示が「東京2020大会交通対策試行 入口閉鎖中」と変わった。

 首都高で終日閉鎖する入り口は晴海のほか、外苑(上り・下り)▽新都心(上り)。首都高では交通量を最大で3割減らすことを目標としている。東名や中央道、東北道などでは都心に向かうための料金所のレーンを減らす。

 午前5時から正午までは一般道の信号機を調整し、環状7号線を越えて都心に向かう信号の「青」の時間を短くする。

 交通規制は26日にも行い、競技会場が集中する都心への交通量を抑えるため、テレワークの推進期間に合わせて大会本番と同規模の規制を試行し、効果を検証する。(荒ちひろ)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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