首里城、再建の道筋は ノートルダムは「議論に時間」

【動画】今も立ち入りが規制されている首里城。がれきは残されたままで、石積みの遺構などにはブルーシートがかけられていた=堀英治撮影

 世界遺産「首里城跡」の上に復元されていた首里城(那覇市)の正殿などが焼けた10月31日の火災から1カ月。政府も県も再建に向けた道筋を模索中だ。住民らのシンボル的な存在の建物の復旧や再建は、各地でも手探りで進む。

 焼け落ちた正殿などがある首里城公園は、大部分が今も立ち入りが規制されている。一帯は、城郭外が県営公園、城郭内が国営公園に分かれる。全焼した正殿など主要建物は、1992年に国が復元した。

 今回、政府は、再建をめぐる技術的な課題を検討する有識者会議を設置する方針を固め、早ければ年内に初会合を開く方向で調整している。安倍晋三首相は火災翌日には国が再建する考えを示していた。

 課題となりそうなのは、正殿だ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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