火災で焼失した首里城(那覇市)正殿などの再建について、沖縄県の玉城デニー知事は6日、県内外から寄せられている寄付金を、正殿などの建物の再建に充てたいとの考えを明らかにした。那覇市の城間幹子市長と会談後、報道陣に明らかにした。
5日時点で、県には約10億7千万円、那覇市には約13億7千万円の寄付が寄せられている。市への寄付も県の基金に組み入れた上で、建物の再建に充てたいという。ただ、再建は国の予算で進められるため、国との役割分担など具体的な寄付金の使い方は今後、国と協議する。
玉城知事は「これだけ集まった寄付に込められた思いをより具現化していくために、国としっかり話し合っていきたい」と述べた。(岡田将平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル