香川の国宝・神谷神社に落雷 鎌倉前期の建築、本殿の屋根など焼ける

上山崎雅泰

 27日午後0時15分ごろ、香川県坂出市神谷町の神谷(かんだに)神社から出火し、国宝に指定されている本殿(木造平屋建て)の屋根など一部が焼けた。けが人はいなかった。坂出署によると、雷鳴があった後、本殿から煙が出ているのに神主が気付き、119番通報した。落雷が出火原因という。

 市によると、本殿は鎌倉時代前期の建築物。正面の柱が4本、柱間の間口が3間ある「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」で、この造りでの神社建築としては、国内最古の建造物とされる。1955年に国宝に指定されている。(上山崎雅泰)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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