防衛省は17日、米軍訓練移転を計画する馬毛島(鹿児島県西之表市)で16日に実施した自衛隊機によるデモ飛行の騒音について、速報値を発表した。約10キロ離れた種子島北部の西之表市での瞬間最大値は68デシベルだった。周辺の離島などでは確認されなかった。
目安として70デシベルは「高速道を走行中の車内」に相当するとされる。国の環境基準では、住宅地は昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下が望ましい環境としている。
デモ飛行は米軍機の代わりに航空自衛隊のF15戦闘機を使用。日中と夜に約1時間、米軍訓練で想定する4~8ルートを飛行した。「タッチアンドゴー」と呼ばれる離着陸訓練はしなかった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル