石川県の馳浩知事が石川テレビ(フジテレビ系列)に対し、プロレスイベントに参加した際の映像提供を拒否した問題で、馳知事は4日、報道陣の取材に応じ、同社が3日に拒否の理由を問うた質問状を撤回し、謝罪したことについて、「全く受け入れることはできない」と述べた。
この問題は、石川テレビが制作し、昨年10月に公開されたドキュメンタリー映画「裸のムラ」で、自身や県職員が映った映像について、馳知事が「無断で使われた」と指摘したことに端を発する。
馳知事はこの日、そうした映像が「演出」として使われたことを挙げ、「演出が入ることについて、『使います』『どうぞ』というやりとりは必要だと思う」と指摘。「マスコミ、報道の皆さんと肖像権の取り扱いについては、一定の配慮が必要だ」と述べ、肖像権を持つ当事者に許可をとる必要性を挙げた。
一方、日々のニュースや新聞…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル