馳浩知事、石川県議会中にあくび連発 議員「堂々とせんでも……」

土井良典

 15日の石川県議会の代表質問で、馳浩知事が議員の質問中にあくびを繰り返した。質問は約1時間40分あったが、傍聴していた朝日新聞の記者が確認しただけで少なくとも計9回あった。議員からは緊張感や謙虚さがないとの指摘も出ている。議会後、馳知事は「気をつけて体調管理したい」と述べた。

 この日は自民党系会派の議員による代表質問1件の予定で、午前10時に始まった。知事は質問の前半からあくび。その後も目をしょぼしょぼさせ、隠す様子もなく大きなあくびもし、最後に県警本部長が答弁している間にもした。

 知事は議会後の取材に、毎朝2~3時に起きて資料読みや筋力トレーニングをしているとし、「あくびをしないように気をつけておりますが、気になったということであれば、あらためて気をつけて体調管理したい」と述べた。

 質問した議員は取材に「質問に集中し、(あくびを)見ていないのでコメントしようがない」。ほかの議員は「生理現象だから仕方ないけど、堂々とせんでもええわね」などと話した。知事はまもなく知事就任から1年半を迎える。ある議員は「緊張感とか、謙虚さがなくなってきたという話では」と語った。(土井良典)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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