駅と郵便局なぜ二刀流? 新型E131系で巡る鉄道王国

 吉本興業の鉄道好きユーチューバー、鈴川絢子です、今回はJR安房鴨川駅にやってきました。こちらに止まっているのは、春から内房線、外房線、鹿島線に導入された新型車両E131系です。この車両の秘密をお聞きしながら、この辺りのエリアを楽しみたいと思います。では行ってきまーす。

「鉄道王国」の千葉県を、鈴川絢子さんが巡る企画の2回目。1回目の京成電鉄に続き、今回も鉄分たっぷりにご紹介します。

 車両の正面に水色と黄色の水玉模様がありますね。房総の海の水しぶきと地域を彩る菜の花をイメージしてドットで表し、デザインしたそうですよ。

 外房、内房線のために設計された新型車両で3月13日から運行されています。

 ワンマン運転で2両編成になりましたが、総武快速線でデビューした新型車両E235系で使われている新技術をふんだんに使って、省エネやバリアフリーに配慮した車両になっています。

 早速車両に入ってみましょう。ワンマンに対応するように、車両外側にカメラがあって、運転席のモニターで、乗降客の様子を確認できます。性能がよくて、夜中でもよく見えて、安全に配慮されたそうです。

 ボタンを押して自分で開閉する半自動ドアは4扉あります。ホームドアのある路線でも使えるようにしたそうです。超音波を出す装置で、ホームがない場所でドアが開かないようになっています。ドア横のボタンも大きくて初めての方も使いやすくされています。開けちゃいまーす。うれし。

 千葉エリアの新型車両として登場したけど、今後、各地で運用されることが期待されています。中央線の勾配のきついところでも試験したそうですが、先を見据えて、標準化に備えた仕様になっているんですね。

 ピンクのフリースペースはベビーカーがそのまま置ける広さ。私にも子どもがいるのでこういったスペースのありがたみがよく分かります。トイレも電動車椅子の人が使える広さで、バリアフリーに配慮したつくりです。

 ボックスシートもあります。観光客がみんなで座れて旅気分が味わえるようになっています。

 お二人の開発者にお話をお聞きします。JR東日本の車両技術センター課長の横山啓之さん(50)と、千葉支社車両課長の宮下敏雄さん(51)です。

 《宮下さん ご利用状況を分析…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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