17日午後6時40分ごろ、山形県天童市のJR天童駅のトイレで、不審な紙袋が見つかり、山形県警の爆発物処理班が出動する騒ぎがあった。約2時間後、紙袋の中に危険物はないことがわかり、安全が確認された。
女子トイレの利用者が個室で見つけ、駅員が「紙袋が放置されている」と110番通報した。天童署員が、粘着テープで封がされた紙袋(約20センチ×10センチ)を確認。駅の半径約100メートルの範囲で交通と立ち入りを規制した上で、県警機動隊の爆発物処理班が現場に入った。万が一の出火や爆発に備え、天童市消防本部からは消防車など5台が待機した。
紙袋には、食事の食べ残しと容器が入っていただけだった。放置の経緯は不明だが、警察は「駅に限らず、ごみは自分で処分してください」と呼びかけている。(小川尭洋)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル