前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)が暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)の疑いで警視庁に逮捕された事件で、容疑者が滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から帰国し、逮捕されるまでの経緯が捜査関係者への取材で判明した。UAE当局者に突然拘束されて空港に連れて行かれる、事実上の強制退去だった。
3日夜、UAE・ドバイ。東谷容疑者が滞在していた建物の駐車場で、容疑者が知人2人と夕食に出ようと車に乗り込んだ時だった。
男たちが車を取り囲み、東谷容疑者に「降りろ」と命じた。UAE当局の担当官らだ。すぐには従わなかった容疑者は、力ずくで降ろされた。知人2人はその場で解放されたという。
東谷容疑者は当時、Tシャツに半ズボン姿でサンダル履き。所持品はスマートフォン1台程度だったという。
東谷容疑者はそのまま当局の施設に連れて行かれた。しばらくすると、ドバイ国際空港まで送られた。
取り上げられていたスマホを返され、航空機の搭乗券を手渡されて「この便に乗れ」と指示された。UAEの航空会社・エミレーツ航空の現地時間4日午前2時40分(日本時間同7時40分)ドバイ発、成田行きの便だ。
出発直前、日本の警察に入った連絡は
東谷容疑者には外務省から3…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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