駐輪場の自転車にドロップキック、走れないほど壊す 容疑で男逮捕

太田悠斗

 駐輪場の自転車をドロップキックで運転できないほど壊したなどとして、福岡県警城南署は30日、福岡市城南区の会社員の男(49)を器物損壊容疑で逮捕し、発表した。

 署によると、男は7月21日午後8時ごろ、市営地下鉄別府駅(福岡市)の駐輪場にとめられた女性(55)の自転車の前後の車輪を、運転できないほど大きく曲げた疑いがある。

 防犯カメラには、男が自転車を3度蹴った後、4度目には跳び上がり、両足で蹴るプロレス技の「ドロップキック」をする様子が記録されていた。男は腰から着地すると、その場を去ったという。

 8月3日午前8時ごろ、通勤時間帯で混み合う朝の同駅前で、警戒中の交番警察官がカメラの映像に似た男に気づき、検挙につながった。男と被害者の女性の間に面識はなかったという。男は容疑を認める一方、「自転車を壊すつもりは一切無かった」と話しているという。(太田悠斗)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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