台風10号の北上、接近に伴って、太平洋側の沿岸では波が高まってきました。台風の進路にあたる豊後水道や瀬戸内海では、15日(木)の朝に満潮を迎える所が多く、高波や高潮に警戒が必要です。
大型の台風10号は、15日午前0時現在、種子島の東約150キロを1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいます。台風の接近に伴って、西日本の太平洋沿岸では波が高まっており、すでに、高知県沿岸には5m以上、宮崎県沿岸には6mを超える高波が打ち寄せています。暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要です。また、台風の進路にあたる豊後水道や瀬戸内海の各地は15日(木)の朝に満潮を迎える所が多くなっています。加えて、今は大潮の時期にあたり、平常よりも潮位が高くなっています。台風の接近・通過に伴い、海岸や河口付近の低地での高潮に警戒して下さい。たとえ潮位が堤防を越えなくても、潮位が高い中で高波があると波が堤防を越えて浸水するおそれもあります。高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などにも十分警戒して下さい。
日本気象協会 本社 日直主任
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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