高専いじめ自殺、当時の校長らを処分 公表は1カ月半後

川本裕司

 2016年5月に大島商船高専山口県周防大島町)1年の男子学生(当時15)がいじめを受けて自殺した問題で、同高専が12日に記者会見し、当時の校長ら複数の関係者が「適切な対応を怠った」として、今年10月28日付で処分を受けていたことを明らかにした。

 いずれも訓告や厳重注意などで懲戒処分にあたらず、公表基準に該当しないとして、処分の内容や対象人数を発表していなかった。

 また、高専側は加害学生9人が9月24日に卒業したと述べていたが、古荘雅生校長は12日、「何人が卒業したかはいえない」と修正した。(川本裕司)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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