高杉真宙さんが大型観光船の一日船長 春の到来告げる「びわ湖開き」

鈴木洋和

【動画】春の観光シーズン前に「びわ湖開き」=長野真撮影

 琵琶湖に春の到来を告げる「びわ湖開き」が3月4日、大津市の大津港一帯で開かれた。今年で68回目。コロナ禍で昨年までの3年間は規模を縮小してきたが、今年は本来の規模に戻った。

 大型観光船ミシガンの「一日船長」に選ばれたのは、NHK連続テレビ小説舞いあがれ!」に出演中の俳優高杉真宙(まひろ)さん(26)。

 高杉さんらは、春の扉を開くという「黄金の鍵」(長さ170センチ、重さ6キロ)を湖に投下。湖上の安全を祈った。

 「湖上パレード」も本来の形で実施された。ミシガンの周囲を、一般客計700人ほどが乗った観光船やモーターボートなど30艇が一緒に航行した。

 滋賀県によると、県内を訪れた観光客は2019年の5404万人から20年は3641万人と3割減。21年は微増の3701万人だった。

 ミシガンなどを運航する琵琶湖汽船の川添智史(さとし)社長は「インバウンドのお客様が増えているし、国内のお客様もこれから出やすくなる。早くコロナ前に戻ってほしいというのが切なる願い」と、観光シーズンの到来に期待を込めた。(鈴木洋和)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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