高校球児だった岡田健史 「成り上がる」隠さぬ野心

 高校野球の強豪校・創成館高校の野球部出身で、卒業後約2年。ドラマの主演を張り、今年5本の映画に出演する役者がいる。岡田健史(けんし)、21歳。ドラマ「中学聖日記」(TBS系)でデビュー。学生役で、先生を一途に思う思春期の繊細な感情を表現し、話題に。放送中の「MIU404」(同、金曜夜10時)では、新人警察官を演じている。

 17日スタートのドラマ「大江戸もののけ物語」(BSプレミアム、金曜夜8時、連続5回)では、主演を務める。ドラマの見どころや、俳優論、コロナ禍で部活の大会が中止になるなどした学生たちに送るメッセージなど話を聞いた。「俳優として成り上がる」と野心を隠さない。

 記者が岡田に取材を受けてもらった時には、既に各社への取材対応で約3時間半が経過した後だった。「お疲れではないですか」と質問すると「取材を受けるのが好きなんですよ。俺ってこういう風に思っていたんだとか発見があるんです」と明るく答える。

 堂々と話し、既に自分の言葉をもっている。そう感じた。

野球一筋だった

 「僕の仕事は、言葉を武器にして、お金をもらう仕事。色んな人と話すこともできる。舞台裏や考え方を知る機会があるから、言葉を進化、更新してモノにしないともったいないなと思っています」

 福岡出身。小2から野球一筋の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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