東日本大震災の発生から8年11カ月となる11日、岩手県釜石市、大槌町の高校の生徒4人が震災伝承活動の報告会を同県陸前高田市で開いた。大槌高2年の佐々木結菜さん(17)は小学2年の時に津波で友人を失ったことや避難所で1個のおにぎりを4人で分け合った経験をまとめた紙芝居を映写し「当たり前に生活できることに感謝してほしい」と訴えた。
釜石市の内陸に住んでいたため被災を免れた釜石高3年の野呂文香さん(18)は、同市沿岸部の小中学生が古くからの言い伝えを守って高台に逃れたことを知り、防災教育の重要性に気付いた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース