原子力規制委員会は25日の定例会合で、定期検査中の関西電力高浜原発4号機(福井県)で蒸気発生器伝熱管の損傷が見つかったトラブルについて、関電の原因分析と再発防止策を妥当と了承した。これにより関電は来年2月以降に原子炉を再起動する方針。当初は12月中旬の予定だった。
関電によると、蒸気発生器につながる配管に作業員が入って点検した際、異物が混入。運転に伴って移動し、伝熱管に接触したのが原因と推定した。異物は、機材の加工で出たステンレス片で、昨年の定期検査中に入り込んだと分析している。
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