鹿児島県は2日、出水市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザを新たに確認したと発表した。同県内では今季4例目で、過去最多を更新。採卵鶏を約12万羽を飼育する養鶏場で、同日朝から殺処分を始めた。過去最大規模となった3例目(約47万羽)に続き県は自衛隊に災害派遣を要請した。
全国では今季23例目。1日に遺伝子検査で鳥インフルエンザ(H5亜型)の陽性を確認し、高病原性の「疑似患畜」と判定された。同農場を中心に半径10キロ内の養鶏場で鳥や卵の移動などが制限される。これまでの県内の発生農場はいずれも同市内にある。(具志堅直)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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