任期満了に伴う高知県知事選が24日投開票され、新人で元総務省総括審議官の浜田省司氏(56)=自民、公明推薦=が、新人で共産党県委員の松本顕治氏(35)=共産、社民推薦=を退け、初当選を確実にした。立憲民主、国民民主両党の県連も松本氏を推薦し、埼玉、岩手の両知事選に続く与野党対決となる中、与党は野党統一候補の知事選3連勝を阻んだ。
3期12年務め、国政転出を目指して退任する現職の尾崎正直氏は浜田氏を後継指名し、12年ぶりの選挙戦は尾崎県政の継続の是非が主な争点となった。野党は新任閣僚2人が辞任した安倍晋三政権への批判を強め、影響が注目されていた。
浜田氏は尾崎県政の継承と発展を掲げ、大阪府副知事などを務めた経験を生かして関西圏との連携を強め、経済活力を県に引き込むとアピール。松本氏は尾崎県政や安倍政権の批判を展開したが及ばなかった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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