高級宿で無銭宿泊繰り返した疑い 男を逮捕、被害総額110万円か

本間久志

 温泉地の高級ホテルや旅館などで無銭宿泊を繰り返したとして、静岡県警熱海署は15日、福岡市の無職の男(24)を詐欺(無銭宿泊)の疑いで同日までに逮捕、送検したと発表した。男は容疑を認めているという。

 署によると、逮捕容疑は4月7~9日に熱海市内の宿泊施設に宿泊するなどしたにもかかわらず、料金約11万円を支払わなかったというもの。

 同署が調べたところ、ほかにも今年3月ごろから同市や神奈川県箱根町のホテル、旅館の計5施設で無銭宿泊を繰り返していた疑いがあることがわかり、同容疑で地検沼津支部に書類送検した。被害総額は6施設で計約110万円になるという。

 男が宿泊していたのは1泊あたり5万~10万円の高級なホテルや旅館。2泊3日で泊まることが多く、エステなどのサービスも受けていたという。それ以前にも神戸や大阪、京都、奈良などで無銭宿泊を繰り返していたとみられ、捜査関係者は「最初はそれほど高額なところではなく、徐々にエスカレートしていったのではないか」とみている。(本間久志)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment