高速道路で逆走する車を止め、事故を防いだとして、岩手県警高速隊とNEXCO東日本は4日、青森県七戸町の会社員岡村三八喜(みやき)さん(54)に感謝状を贈った。
岡村さんは11月16日午後1時ごろ、八戸自動車道の九戸インターチェンジ付近を走行中、対向車線を同じ方向に走っている車に気づいた。「なんとかして止めなければ」。分離帯を挟んで1キロほど並走し、クラクションを鳴らしたり窓を開けて手を振ったりして、停車させた。
運転していたのは二戸市の女性(81)で、同乗していた別の女性(93)も無事だった。岡村さんは中央分離帯を乗り越え、女性の車の前で車の中にあった仕事用の黄色の衣服を振って、対向車線を走っている車に注意を促した。県警によると、女性には逆走しているかもしれないという意識はあったという。岡村さんは「女性が車を止めた時にはホッとした」と話した。
県警高速隊によると、県内の高…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル