高速道路の渋滞予測、頼りはデータと経験 担当社員が明かす回避策は

 高速道路を管理するNEXCO3社(東日本・中日本・西日本高速道路)の各支社には、渋滞の予測を専門とする社員がいる。中国地方を走る中国道や山陽道などの渋滞予測を担うのは、NEXCO西日本中国支社の「渋滞予測士」樋口尚吾さん(33)。どのように予測を立てているのか、どうすれば渋滞を回避できるのか、話を聞いた。

 NEXCO西日本は、渋滞について次のように定めている。時速40キロ以下での走行や、止まったり発車したりを繰り返す車列が、1キロ以上かつ15分以上継続する状態のことを渋滞と呼ぶ。

日付と曜日一致の過去年を参考

 渋滞予測には、これまでの渋滞情報がいきるという。

 直近の傾向だけでなく、日付と曜日が一致する過去の年のデータを参考にする。

 新幹線や飛行機の予約率など…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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