東京都墨田区の高校3年の女子生徒(18)の遺体が山梨県内の民家の倉庫で見つかった事件で、警視庁は12日、群馬県渋川市の無職の夫婦、小森章平(27)と和美(いずみ)(28)の両容疑者=ともに殺人と銃刀法違反の罪で起訴=を未成年者略取・誘拐容疑で再逮捕し、発表した。章平容疑者は「弁護士が来てから話します」とし、和美容疑者は黙秘しているという。
捜査1課によると、2人は8月28日午後4時ごろ、女子生徒を自宅近くの駐車場に誘い出し、章平容疑者の乗用車に乗せて連れ去った疑いがある。和美容疑者のSNSのアカウントで「10分、15分で終わる」「1人で来なさい」といった趣旨のメッセージを送り、呼び出したという。
警視庁は、2人が生徒を渋川市の自宅に泊め、翌29日に車で出かけて30日に遺体が見つかった倉庫に着いたと判断。倉庫で生徒を殺害したとみている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル