杉山匡史
中国地方最高峰・大山の裾野にある観光施設「大山トム・ソーヤ牧場」(鳥取県米子市岡成)で、南米原産のラクダの仲間「アルパカ」の雌の赤ちゃんが生まれた。牧場では待望のアルパカの赤ちゃんで、母親の「さくら」(11歳)の乳を飲んで元気に育っている。16日に一般公開を予定している。
赤ちゃんは9月21日に生まれ、しばらくして自力で立ち上がった。首や脚が長いなどで想定された難産もなかった。10月8日現在で体高約75センチ、体長約53センチ、体重は約11キロと生まれた時の2倍近くに成長しているという。
母子はアルパカ舎にいるが、ストレスを避けるために白いシートで間仕切りして、来園者からは見えないようにしている。様々な動物と触れ合える牧場の中で、アルパカは4頭になった。父親は唯一の雄の「アラレ」(4歳)。
アルパカ担当の飼育員山田秀人さん(23)によると、赤ちゃんが見られることは珍しいといい、「一番かわいい時期に見てもらい、コロナ禍の疲れを癒やしてもらえたら」と話す。(杉山匡史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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