伊豆諸島(東京都)の鳥島近海で、南北約80キロにわたって軽石とみられる浮遊物が見つかった。この付近では、10月上旬に地震が相次ぎ、各地で津波が観測された。何が起きているのか。
海上保安庁によると、20日午後、鳥島から西に50キロほどの海域で、軽石とみられる浮遊物が潮目に沿ってほぼ直線上に点在しているのを航空機から見つけた。4日と11日に上空から周辺を観測した際には確認されていなかったという。
海面上に噴煙や、海水の変色などはみられず、鳥島や孀婦岩(そうふがん)など周辺の火山などにも異常は確認されなかった。
気象庁などによると、この付近では活動的な海底火山はこれまで確認されておらず、軽石の噴出が観測されたこともなかった。気象庁は、海底で新たな火山活動が起きている可能性を否定できないとしている。
津波の謎、これで解明? 研究者の見方は
一方で、鳥島から南西に約1…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル