柴田悠貴
兵庫・徳島県境の鳴門海峡では、渦潮が見ごろを迎えている。潮の干満により激しい潮流が起こることで発生する渦潮は最大で直径約15~20メートルにもなる。今は春の大潮の時期で、大きな渦潮が複数連なって現れる。その様子を観光客らが、観潮船から楽しんでいた。
旅客定員が500人と700人の観潮船2隻を持つ「ジョイポート南淡路」(兵庫県南あわじ市)は密を避けるため定員を半分に制限して運行。同社によると昨年4月の週末は1日約400人の乗船客数だったが、今年はコロナ前とほぼ同数の約千人でまで回復したという。
鳴門市うずしお観光協会は「昨年よりもお客さんの入りは見込めそう。大型連休中も見ごろが続くので感染対策をしてぜひ見に来て欲しい」と話す。(柴田悠貴)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル