気象庁は14日午前0時22分ごろ、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島・御岳(おたけ、799メートル)で噴火が発生したと発表した。火口から1キロを超える距離で噴石が確認されたという。
諏訪之瀬島ではこの数年間、噴火活動が観測されているが、昨年6月に噴火の規模が小さくなりつつあるとして、噴火警戒レベルが3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げられていた。
気象庁は、今回の噴火を受けて、再びレベル3に引き上げた。火口中心から2キロの範囲内では、大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。(江戸川夏樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル