停滞前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が不安定となっている影響で、九州で局地的に雨が強まっています。 気象庁は、鹿児島県枕崎市付近で11日(金)23時50分までの1時間に120mm以上の猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。 九州では今日12日(土)朝にかけて大雨となるところがあるため、低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。 ▼鹿児島県で猛烈な雨
11日(金) 23時50分までの1時間に、
枕崎市付近で120mm以上(解析雨量)
12日(土) 0時10分までの1時間に、
南九州市付近で約120mm(解析雨量) 鹿児島県の枕崎市、南九州市、三島村には土砂災害警戒情報が発表されています。大雨で地盤が緩んでいるため、今日12日(土)明け方にかけて土砂災害に警戒してください。 崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、建物内の崖から離れた側の上階で過ごすなど、身の安全を守る避難行動をとってください。
記録的短時間大雨情報とは
その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。 この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース