気象庁は28日夜、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島・御岳で噴火活動が活発化しているとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)へ引き上げたと発表した。火口から2キロの範囲では大きな噴石が飛散するおそれがあり、警戒を呼びかけている。
気象庁によると、御岳では26日から爆発が増加。24日から28日までの5日間で25回の爆発が起きた。28日夜の噴火では噴煙が1600メートルまで上がったという。
諏訪之瀬島では今年7月11日、噴火警戒レベルが3から2に引き下げられていたが、噴火活動が続き、火山性地震も増加していた。
気象庁は、小さな噴石の落下が予想される地域では屋内や頑丈な屋根の下などに移動するよう呼びかけている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル