麻薬密売組織トップか 覚醒剤所持などの疑いで男ら逮捕 愛知県警

 覚醒剤を営利目的で所持したなどとして、愛知県警は覚醒剤取締法違反などの疑いで、薬物密売組織のトップとみられる男2人を逮捕し、14日発表した。

 逮捕されたのは、イラン国籍で名古屋市北区の無職ネマティ・アスル・ベフルーズ(25)、山口県岩国市の自称塗装業中村則夫(58)の両容疑者。

 薬物銃器対策課によると2人は他の者と共謀し昨年7月9日、名古屋市中区の路上で、覚醒剤約44グラム(末端価格約267万円)や乾燥大麻約25グラム(同約15万円)などを営利目的で所持した疑いがある。県警は認否を明らかにしていない。

 県警は、2年ほど前にこの2人が密売組織の関係者であると把握し、捜査を開始。組織のトップで、薬物を仕入れて密売を指示していたとみている。違法薬物の取引現場を確認するなどしてきたという。

 2人の関係先からは覚醒剤約43グラムや注射器、現金などが押収された。県警は、薬物の入手経路や売り上げの実態のほか、暴力団関係者の関与についても調べている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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