冬の夕日を浴びて黄金色に輝く五つの輪。1964年に開かれた東京五輪のエンブレムだ。
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その両側に並ぶ御影石には、同大会の金メダリスト全員の名前が刻まれている。体操の遠藤幸雄、柔道の猪熊功、重量挙げの三宅義信、マラソンのアベベ。「東洋の魔女」と呼ばれたバレーボール女子の選手名もある。
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大会後、優勝者の名前を永久に残そうと旧国立競技場の正門上に設置されたが、建て替えに伴い現在の国立競技場に移設された。
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通り沿いの外壁にあるが、1年延期となった2020年大会の準備のため仮設のフェンスに囲まれている。歩行者が手を伸ばして囲い越しに撮影をしていた。
今回の五輪の優勝者名をどのように残すかは、検討中という。(嶋田達也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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